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セミナーを通じて感じた教えるということ

こんにちは!私は、クラーク記念国際高等学校深川キャンパスの百(ペンネーム)です。私はバレー部に所属しています。今回は4月から行われた特別セミナー感じたことについて書きたいと思います。

ビジュアルあり特別セミナー





学校も部活動も自粛、不要不急の外出も自粛ということで、多くの時間を家で過ごし、Zoomでの授業や体づくりに時間を費やしました。特に、クラークでのコロナウイルスによるオンラインでの登校期間は、私にとって普段の日常よりも多くの方と触れ合える、充実した時間となりました。普段より外に出ていないのに、普段よりも幅広い方々と話すことができました。そして、何もできないということは、逆に何でもできるということを実感しました。



私が学校のセミナーで1番印象に残っている方は、「インドスラムの女性たちを救う活動」をされている水流早貴さんです。若くして「困っている人を助けたい」という一心で、異国の地に行こうと思うことは凄いことだと感じました。日本にはあまり馴染みがないのかもしれませんが、

・アジアの国々ではよくある仕事であるヘルパー
・アジアだけでなく世界でも問題視されている、スラムの女性たち

この2つに着眼し、起業をしたのだと仰っていました。



幼い頃から学校に通えず、文字の読み書きができない女性たちが、社会で働くことができるように挨拶や礼儀から一つ一つ教え、一人前のヘルパーとして働けるように育てていく。インドスラムの人々も無事に仕事に就くことができたときは、水流さんも大きい達成感を得たのだと話をうかがっていて感じました。



この達成感に近いものを、私も最近実感しました。クラーク女子バレー部は去年創部されました。先輩がいない1年目は右も左も分からず、どうしたら良いかチームでよく話し合っていました。高校に入って改めて先輩の大事さを知り、たくさんのことをチームで話してきたからこそ、絆も生まれたと思います。私も、今年度2年生になって後輩が入り、水流さんのように人に教える機会ができました。



一から全て教えるということは、責任があり、一筋縄ではいかないことを痛感しています。その一方では指導したことを後輩ができた時の達成感は、自分のことのように嬉しいものでした。2年目の今年は、後輩がいるありがたさを知りました。伝統が引き継がれていくこともそうですが、「子は親を映す鏡」という諺があるように、後輩は先輩である私たちを見て行動します。だからこそ、ひとつひとつの行動により責任を持つようになりました。



「教える」ということは、教えられた人も教えた人も成長できる、素晴らしいことだと実感しています。夢を持って入学したこの高校で、「教える」「教えられる」をたくさん繰り返し、夢の達成に向かって、前を見て生活していきたいと思います。


最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!