オンラインセミナーで人生が変わった少女
こんちには、クラーク記念国際高等学校福岡中央キャンパスのせーさん(ペンネーム)です。今回は4月から行われた特別セミナーでの学びについて紹介をしたいと思います。私はいくつかのオンラインセミナーを受講したことをきっかけに自分の夢や可能性が広がって人生が変わりました。皆様にそのお話をしようと思います。
ソーシャルビジネスの創業ヒストリー
まず、私は最初に水流 早貴さんのセミナーを受講しました。
水流さんからはインドでのソーシャルビジネスについてのお話をうかがい、世界中の社会問題について興味があった私にはピッタリのセミナーでした。
インドでは急速な経済成長によって貧富の格差が大きくなってしまい、インフォーマルセクター(日雇いや個人で働く)の方が81%もいらっしゃいます。特に女性はメイドやゴミ収集をして生活をしている方も多く、その女性たちが抱える「子どもには私みたいになって欲しくない。」という思いにより水流さんはビジネスを始めたようです。
水流さんはインドにてビジネスを始めるとき、いろいろな方に反対されたそうです。しかし、その中で自分の「想い」に素直になって一歩ずつ行動したと仰っていました。
私は水流さんの「周りの意見では無く自分はどう感じて、どうしたいかを大切にする」という言葉に心を動かされました。私はいつも周りの意見に影響されてやりたいことを我慢する場合が多いため、自分でやりたい事に突き進む勇気が持てるように行動していきたいです。
私は他にも10以上のセミナーを受講しており、このままでは物凄く長い執筆になってしまうので、こちらでは絞らせていただき、残りはいつか個人的に配信していこうかなと思います(笑)
実は面白い!今どきチャイナ
続いて紹介するセミナーは、滝沢 頼子さんのセミナーです。
滝沢さんのセミナーでは、中国についてお話をされていました。中国の若者は日本人の思う「おしゃれ」の感覚が似ているらしく、観光をするととても楽しめるそうです。他にも、TikTokや荒野行動、中国のメイクなど楽しく高校生が聞きやすいお話をされていて、とても惹き込まれる90分でした。中国はマイナスなイメージを持たれがちのようですが、ビジネスや文化が発展していて本当はとても素敵な国です。
滝沢さんのお話の中でも「自分の国に誇りを持つのは良いけど、他の国を見下してはいけない。」という言葉に私は心を動かされました。確かに、自分の国を持ち上げて他の国を悪く言う人も沢山いらっしゃいます。しかし、強い偏見や思い込みは誰かを傷付けるだけでなく、自分自身にも損をさせてしまいます。このような偏見は中国だけでなく色々な国で起こって社会問題にまで発展しているものもあります。偏見を無くして、誰もが楽しく生きることができる社会を作りませんか。
好きを仕事にありのままに生きる
最後に紹介するセミナーは中村 寛大さんのセミナーです。
中村さんはタイガーモブの方で、学びと働きについてお話をされていました。中村さんのお話を聞いて、私は日本では子どもたちに色々なものに目を向ける機会を与えるような学びが少ないと感じました。人間ひとりひとりにはとてつもない才能があるらしく、人と比べる必要は無いそうです。タイガーモブさんでは、そんな子どもたちの才能を開花させるような事業が行われています。
セミナーの中で中村さんは自分自身の過去について沢山お話をされていて、とても面白くてパワフルな方だなと感じました。どんなにくだらない事でも一生懸命考えて楽しむことが大切で、「気になったことがあれば、向いてる向いてない関係無くやってみる。ずっとやり続けていたらいつか得意になるから。」という言葉や「自分の人生に正面から一生懸命考えた。」という言葉に私は感動しました。
私はこのセミナーの質問コーナーで「人からお願いされたことを拒否できないため、色々抱えて損をしてしまいます。こんな自分が大嫌いで、どうしたらいいですか。」と相談をさせて頂きました。すると、このような回答が返ってきました。
「お願いされたからって全部をやる訳では無く、その人のためになることを伝えることが大事。損はした方が将来役に立つ。いっぱい人の役に立つことは良いことだけど、キャパオーバーしそうになったら逃げてもいい。そのままの自分で大丈夫だよ。」
私は、今までの私自身に否定せずに「そのままで大丈夫」と言ってくださった事が本当に嬉しくてオンラインセミナーに参加して本当に良かったなと思えました。
セミナー後の変化
私は中村さんのセミナーをきっかけにタイガーモブさんに興味を持ち、学校のセミナーだけでなく個人的に色々なオンラインプロジェクトに参加をするようになりました。
私は以前から国際交流が大好きで、中学生のときも学校で国際交流イベントを開催したり、アジアの子どもたちのためにボランティアを行ったりしていました。そのため、このオンラインプロジェクトにもハマり、タイガーモブさんだけでなく他の団体にも興味を持つようになったのです!
その中でも私が1番気になっていたのが「アフ高」という学生団体です。アフ高とは、アフリカのリアルを高校生へ発信する団体で、今はオンラインイベントをいくつか開催したり「DAILY AFRICA」と言ってアフリカの文化などをInstagramのストーリー機能を使って発信したりしています。そのオンラインイベントに参加させていただき、今までアフリカに興味のなかった私が想像もつかないくらい関心を持ちました。
LGBTなどの社会問題について討論を行ったり、ルワンダの方とオンラインで交流を行ったりするうちに私はダンスや音楽・ファッションなど文化の面でもアフリカを知りたいと思うようになり、元々あった「声優になりたい」という夢が「日本と世界の文化を掛け合わせて新しいものを作りたい。日本のサブカルチャーを世界に届ける声優になりたい。」と広がりました。
アフ高のアットホームな雰囲気にも惹かれて、今はアフ高運営として活動をしています。まさか私が運営側に入れると思っていなかったため本当に光栄です。アフ高で団体運営を学び、いつか自分で「世界の社会問題を演劇で表現する団体」を作りたいなとも考えています。
クラークのオンラインセミナーで私の人生は180度変わりました。大袈裟と感じるかもしれませんが、あのとき中村さんのセミナーを受けていなければタイガーモブさんやアフ高さんの事を知らないままだったと思います。
私の夢や可能性を広げてくれたオンラインセミナーを皆様も受講してみませんか。最後までご覧いただきまして、ありがとうございました!